Blog

【紫外線】

紫外線は骨の代謝に大きく関わるビタミンDの生成、アトピーや乾癬など過剰になってしまった免疫を抑制する働き(紫外線療法)などの有益な作用をもっている。

その反面、過度に浴びると色素沈着を生じ細胞を傷つけ老化を促し、最悪の場合には皮膚がんの原因になるなど有害な作用を併せもっている。

日本において一年でいちばん強いのは6月の晴れた日で、時間滞では午前10時~午後2時といわれている。



【UVA UVB UVC】

紫外線はその波長によって次のように大別される。

UVA  320~400nm

UVB  290~320nm

UVC  200~290nm


紫外線の中でも最も波長の長いUVAは皮膚の真皮まで達する。そのため真皮にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えて、それがシワやたるみへとつながる可能性がある。UVAはガラス越しに知らず知らず受けている紫外線のため、生活紫外線と呼ばれている。


UVBはUVAに比べると皮膚に対する刺激は強く、約1000倍といわれている。夏に海に行ったり、冬にスノーボードへ行ったりしたときに浴びやすい紫外線なので、レジャー紫外線と呼ばれている。急激な作用で表皮にある色素細胞(メラノサイト)がシミのもととなるメラニン色素をつくるだけでなく、それに先立って皮膚が紅くはれて、ほてってピリピリしてくる。ビタミンDの前駆体物質をビタミンDに変えるのもUVBの働きである。


人間に最も害を与えるといわれるUVCはオゾン層に遮られ通常は地表へ届かない。ただし近年フロンガスなどによりオゾン層が破壊されオゾンホールの拡大が問題になっている。



【日焼けから肌を守る】

日焼け止めのサンスクリーン剤に表記されているSPFは紫外線B波を、PAは紫外線A波を防御する効果を示す指標となる。サンスクリーン剤は、親指を外側にそったときの手の甲のくぼみ(解剖学的嗅ぎタバコ窩)に出すことが重要である。手のひらはシワがたくさんあり溝や指の間にどんどんサンスクリーン剤が入ってしまうため、40%ぐらいは手のひらに残ってしまうことになる。塗る量は1平方センチメートルあたり2ミリといわれており、顔全体で500円玉ぐらいの量になる。


光老化を防止するには全身の紫外線対策をとることが大切になる。

例えば、目に強い紫外線が入ると目から「紫外線を浴びた」という情報が脳へ送られ、全身のメラニン産生細胞が刺激される。これにより紫外線が当たっていない皮膚でもメラニン色素が生成されて、シミやそばかすができることが知られている。

スキンケアでは化粧品に配合されているビタミンAの中の「パルミチン酸レチノール」という成分を塗布することで、皮膚の内部でSPF20の値と同じぐらいの光防御力がある。パソコンやスマホから発せられるブルーライトカット効果が期待できる。





お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

ニキビ(尋常性痤瘡)は10~30歳代までの青年期の男女に多く、顔面、背部、前胸部などの脂漏部位に好発する慢性の炎症疾患である。

発症因子としては、ホルモンバランス、皮脂、角化異常、細菌感染の4つが重要である。これに加え、遺伝性因子や年齢、食事、ストレス、化粧品などの外的因子が複雑に発症に関与している。


【ニキビの発生要因】

ヒトの顔の皮膚には、皮脂を分泌する細胞の集まりである皮脂腺が多数存在し、皮脂腺から分泌された皮脂は毛穴を通って皮膚の表面に出ていく。このとき、皮脂の分泌がスムーズに行われなくなるなどして、毛穴の開口部が塞がれると皮脂が毛穴内部にとどまって膨らみとなりニキビが発生する。また、皮膚にはニキビの原因菌とされているアクネ菌が常に存在しているため、ニキビ内部で皮脂を分解して炎症を引き起こす物質を産生したり、アクネ菌自体が皮膚細胞に作用して炎症反応を引き起こすことが知られている。



【大人ニキビとは】

皮膚医学的に思春期のニキビと大人ニキビが区分されて定義づけられているわけではない。一般的には20~30代の女性に発生するニキビのことを指す。

思春期のニキビは脂性肌中心に皮脂分泌量が増える夏期に多いが、大人のニキビは脂性肌、乾燥肌といった肌タイプに関係なく年間を通してできる。大人ニキビは思春期のニキビが顔全体、あるいは額や頬などに多くみられるのに対し、あごや鼻の周りにできやすく、発生はポツンポツンと単発的なものが多い。

月経前に発生するニキビは、男性ホルモンの影響で誘発されている。背中に好発する難治性のニキビには毛包虫(ニキビダニ)が含まれている可能性がある。 



【ニキビ肌の対処法】

①ニキビをふさがない

毛孔の中には数種類の常在菌がいる。その中のひとつが、ニキビの悪化と関係の深い嫌気性菌である。この菌は、空気(酸素)が届きにくくなると活発に活動する性質を持っている。そしてリパーゼという酵素を生産し、皮脂の分解をし遊離脂肪酸を発生させて周りの皮膚の炎症を起こす。

嫌気性菌対策として、ニキビパッチを貼ったりしないでおいた方がよい。ファンデーションを塗布するなら、乳化タイプで可能な限り薄くつけるようにする。


②過度に洗いすぎない

ニキビは雑菌が繁殖して炎症を引き起こすことがわかっている。しかし、1日に何度も洗顔するのは、皮膚の生理学からみてよいとはいえない。洗顔をしすぎると皮膚表面にある皮脂膜※が形成されず、外部からの微生物の侵入や水分の揮散を防ぐことができなくなる。また、洗顔料の脱脂力(脂を取り除く力)などで、皮膚が敏感になり、かえって炎症を悪化させることもある。つまり、「洗う」という行為はいちばんリスクをともなうスキンケアといえる。洗顔は1日2回までとする。


※皮脂膜・・・汗腺からの水分と皮脂線から分泌された脂分が混ざり合い形成された自然な膜


③便通を整える

胃腸の働きがよいかどうか知るのに、便通が規則正しいかどうかを考えることが大切である。排便が規則正しくあることが、健康な状態である。下痢や便秘をときどき繰り返すのもよくない。

特に直腸は水分を吸収しやすく、長く便秘していると糞便の中の水分は吸収されて、固いコチコチしたものになってくる。腸内環境と皮膚の水分量は相関しており、便秘をしていると皮膚の水分量は低下してニキビが悪化する。


④保湿をする

思春期のニキビは過剰に分泌される皮脂が原因でできやすい。洗顔しっぱなしで皮膚に十分な保湿をされていない状態だとさらに皮脂分泌が過剰になることがわかっている。皮脂腺の働きを活発にしているのは、男性ホルモンの影響が大きいのであるが、紫外線によっても皮脂分泌量は多くなる。

大人ニキビができやすい皮膚は、ターンオーバーが正常に行われてない場合が多いため皮膚が乾性に傾き角質層が硬く厚くなり、毛穴が塞がれることで発生するといわれている。乾燥や肌荒れ防止をして角質層のバリア機能の向上を目的とした保湿ケアが大切となる。


⑤高GI食品をとり過ぎない

食べた後に血糖値が急激に上昇しやすい食品は、ニキビとの関連性があることが研究でわかっている。高GI食品を食べた後に血糖値を抑えるインスリンというホルモンが分泌される。このときインスリン様成長因子(IGF-1)の分泌も促進される。インスリン様成長因子は、皮脂の分泌を促して毛穴の詰まりを招く。これによりニキビが生じやすくなる。

一般的に高GI食品はGI値が70以上のものをさす。スイーツなどの糖質を多く含むものや白米、食パンなどの精製された炭水化物がある。





お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

【急性炎症】

炎症は異物や死んでしまった自分の細胞を排除して生体の恒常性を維持しようとする反応と考えられている。例えば細菌やウイルス(一種の異物)が体の中に侵入しようとした時に、さまざまな細胞などの生体内成分がその排除に働いた結果が炎症性反応である。


それらの反応の中には、予め体の中に用意されている直ちに働く成分による反応と、やや時間をかけて一旦その異物の構成成分を解析してから強力に攻撃する時に後からつくられる成分による反応がある。

前者の反応が開始するのに重要な成分として、人には存在しない細菌やウイルスの構成成分を認識するセンサーがあらかじめ体の中に存在する。後者のやや時間をかけて起こる反応は、いわゆる免疫反応(獲得免疫反応)である。この反応で異物を排除する成分としては、抗体(特に抗原特異性が高い効率的に攻撃できるタイプの抗体)などが良く知られている。なお、この獲得免疫反応はしばしば炎症と分けて説明されることが多いが、病気と関係する獲得免疫反応は、炎症反応の一種と考えると理解しやすい。


急性炎症の徴候は発赤(赤くなる)、腫脹(腫れあがる)、発熱(局所の熱感)、疼痛(圧迫されたような痛み)がある。これらの結果、その箇所の機能が悪くなるがこれらは生体防御のために必要な反応で、治癒が完了すれば活動は停止する。



【老化の原因である慢性炎症】

炎症は目にみえて意識できるところばかりで起こるとは限らない。なかなか終息しない微小な炎症状態を「慢性炎症」と呼んでいる。最初のうちは症状として現れない慢性的な炎症性の変化は、患部組織の障害や構造変化(変形)を伴い万病のもとになる。動脈硬化、糖尿病、歯周病、不妊症、アルツハイマー症、うつ病などの疾患は慢性化した炎症が関わっている。

さらに慢性炎症によって増加する炎症誘引物質(炎症性サイトカイン)が炎症増悪物質の発現を促し負のスパイラルを形成する。

最近の研究では、老化そのものも慢性的な炎症性の変化によって症状が進行すると考えられる証拠がみつかった。



【皮膚の炎症老化】

私たちの中には、加齢と紫外線の影響を受けてもシミができない人が存在する。その秘密を解く鍵が「慢性炎症」にある。

シミの奥に潜む血管は近傍の正常部位に比べ、不規則な配向をしており、血管の分岐が非常に多い。これらの周辺は慢性的に微小な炎症が生じている。つまり、慢性炎症は異常な血管構造をつくりシミ形成に大きな影響を及ぼしていると考えられる。


慢性の微小な炎症が起こった血管では、メラニン生成を促進する因子が放出されておりシミのもととなる黒褐色のメラニン生成量が増大する。さらに皮膚に必要な栄養を届けられないため、ターンオーバーが正常に行われないなどのインフラマエイジング(炎症老化)を発生させる。



【慢性炎症を発現させる生活習慣】

体に悪いと医学的研究で明確に証明されている食べ物はそれほど多くはない。身体に悪い食べ物は摂取量をゼロにしないと生活習慣病や癌になるということはなく、こういった食べ物は摂取量を増やすと炎症を止める機能に障害をもたらし慢性炎症が終息できなくなるため、病気やインフラマエイジング(炎症老化)のリスクがあるということである。


慢性炎症を引き起こす原因は以下のようなものがある。

●加工食品(ベーコン、ソーセージ、缶詰、カップスープなど)

●飽和脂肪酸(動物性脂肪、乳製品など)

●トランス脂肪酸(マーガリン、パン、ケーキなど)

●果糖ぶどう糖液糖(清涼飲料水、野菜ジュース、冷菓など)

●お酒

●肥満

●タバコ

●イライラや怒りっぽい

●便秘





お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

【爪の役割】

人の爪は単なる飾りであって、例えば色をつけて美しくみせようとしているように、おしゃれのために残されているものかというとそれだけとも限らない。


指先に爪があるために、私たちは指先に力を入れることができる。爪が弱い人はランニングをさせると他の人より遅い。球技では球のおさえがきかないためスピードがのらないし、カーズの切れもうまくいかない。日常生活においても、指先の細かい仕事ができないので器用な人とはいえない。

それに爪は、指先皮膚を外傷から守ってくれる役目をしている。深爪をするとそこが傷つきやすいのはこのためである。



【爪の構造】

爪は爪甲、爪母、爪郭、爪床からなる角化性の上皮組織であり、爪甲の根元には乳白色の爪半月がみられるが、この部位での角化が不十分であることによる。爪は表皮と毛の両方の性状をあわせ持つ組織であると考えれている。

爪は同じ硬さにみえるが、部分によっては丈夫なところともろい部分とがある。根元の乳白色のところは強いが、指先から離れているところはもろい。


爪は毛と同じように死んだものが体の一部にくっついているにすぎない。伸びて成長しているといっても、先に向かって根元から押し出されているにすぎない。爪を切っても、痛みを感じないだけでなく、その形のままいつまでも残っていることも毛と同じである。このように爪が死んでいるものと考えることが大切であるのは、自分で自分を丈夫にする力がなくて、手入れが悪いと荒れたままでいることである。つまり、爪を美しく保つことができるかどうかは、その人の手入れの良し悪しで決まるのである。



【爪の手入れ】

爪が成長する速度は1日平均0.1mmとされている。そのため1ヵ月に3mmぐらい伸びることになる。1週間の期間をおいて爪先を切るとよい。表面は平たいものではなく、前後左右に軽く弯曲している。このことから爪先中心部から、左右の順で切ると爪の変形(巻き爪)を防ぐことができる。

爪は硬くて水分が少ないようにみえるが、7~12%の水分を含んでいる。それに反して脂肪量は0.15~0.75%と案外少ない。そのため爪の水分をとるようなものが働くと爪はもろくなってくる。そして爪の表面が荒れてくる。爪の保護には、表面とともに爪先のうら側にも油性クリームをよく塗ることが必要である。


爪を丈夫にするものは爪の栄養である。しかしこれは爪のできをよくするもので、できあがった爪を丈夫にすることはできない。爪が弱いので栄養に気をつけたとすると、そのときからできてくる爪が丈夫になるのであって、それが伸びて全体体の爪がかわったときにはじめて全体に丈夫な爪ができ上ってくるのである。できた爪を丈夫に保つのは前述の油性クリーム以外にない。

爪はケラチンからできているので、動物性タンパク質は爪を強くするのに役立つ。その他ビタミンとしては、A、B、Dを食事で十分とるようにつとめる。



【爪にあらわれる体の異常】

健康な爪はサクラ貝のような色をしていて、光にあてるとある程度の輝きをもっている。爪の両面は前後左右にゆるやかな弯曲をもったものでなめらかである。ところが爪にはいろいろな色の変化や変形がみられることがある。


①スプーン爪  爪の中央部分が凹んでスプーンのようになっている状態

反映している病気・・・鉄欠乏性貧血


②テリー爪  爪の大部分が白く曇ったようになり、先端だけがピンク色になっている状態

反映している病気・・・肝硬変、心不全、糖尿病、腎不全


③丸い爪  いわゆるばち指のこと。指の先端の部分が太鼓を叩くばちのように丸くなっている状態

反映している病気・・・肺がん


④爪に黒っぽい縦の線が入る   

反映している病気・・・悪性黒色腫(皮膚がん)





お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

女性の就業人口の増加に伴いストレスを抱える方が多く見受けられ、それにより肌トラブルで悩む方が増加している。ストレスによる肌荒れの特徴とそのメカニズムについて解説する。


【ストレスと炎症反応】

人はストレスがかかると体では交感神経が優位になり、血管が収縮して血流は低下する。血行不良が起きた皮膚では、バリア機能は低下し角層水分蒸散量が増加するだけではなく、炎症が起こることが知られている。

本来、炎症反応は紫外線や摩擦などの外部刺激に対して生体に備わっている防御反応であるが、近年、生体内の炎症反応が完全に収束せず、炎症が慢性化することでさまざまな皮膚トラブルを引き起こすことがわかっている。



【表皮細胞の異常増殖】

表皮の細胞が新しくつくられるところは、表皮最下層の基底層である。基底層でつくられた細胞は次につくられる新しい細胞に押し上げられるように皮膚の表面に向かって移動していく。そうして次々と形を変えて基底層から最後に角層の表面から角片として剥がれて落ちる。正常な成熟した細胞の場合は、表皮は約28日周期で常に新しい細胞に生まれ変わっている。この新陳代謝を表皮のターンオーバーといっている。

一方、ストレスのあるゆらぎ肌では表皮のターンオーバー速度が異常に速くなり、ゆっくりとした繁殖、分化が起きないため、正常に形成されていない未熟な角層細胞がつくられる。未熟な角層細胞は皮膚表面から角片の剥脱ができず角層は厚みを残しくすみ始める。つまり炎症によって細胞の増殖が盛んになったことの結果を示す。



【すり鉢毛穴】 

外観上の目立つ毛穴は毛穴自体が大きくなっているわけではなく、毛穴の周りの皮膚が削られたようなすり鉢状構造になっている。

ストレスによって皮脂分泌量は異常に多くなることがわかっており、毛穴の目立つ皮膚は特に不飽和脂肪酸※が多い。皮脂にはさまざまな成分があるが、中でも不飽和脂肪酸は皮膚の上にあると、細胞に炎症を起こすシグナルを分泌させて、未成熟な細胞の発生要因として働き、毛穴の形状に悪影響をもたらす。


※不飽和脂肪酸・・・植物や魚の脂に多く含まれるもの。体内で合成できないため摂取する必要がある。



【面ジワ】

面ジワとは年齢に関係なく、額や目の下に広範囲に広がる細かいシワのことである。

皮膚に適度な保湿が保たれていない皮膚は、バリア機能が低下するため刺激に敏感になるだけでなく、炎症の引き金となる原因物質が表皮最上層に溜まるため、少しの刺激でも炎症を起こしやすくなり慢性的な炎症状態となる。

こういう状態の皮膚では、皮膚表面にある角層をつくる角化細胞※が硬くなることがわかっている。しなやかさを失った角層に表情の微細な動きが加わることで角層に亀裂が生じる。一度亀裂が入り折れた角層は元の形状に戻らず、そのままゆらぎ肌特有の面ジワとなってしまう。さらに皮膚炎症は真皮にあるエラスチンやコラーゲンを変性させて、弾力低下を引き起こす。


※角化細胞・・・表皮は外側から角層、顆粒層、有棘層、基底層の四つの層からなっており、その大部分を角化細胞(ケラチノサイト)と、それが変化した細胞が占めている。



【スキンケアの実際】

皮膚の吸湿性や保湿性が高いほど角片の剥脱に働く酵素が分泌上昇するため、角質が厚くなりごわついた皮膚には保湿剤を使うことで肌理の整った健康な状態に保つことができる。

炎症刺激で代謝亢進のあるゆらぎ肌は、皮脂量をコントロールして炎症を止める対策が必要になる。おすすめの化粧品の有効成分はフラーレン、APPS(アプレシエ)、脂溶性ビタミンC、ライスパワー№.6、トラネキサム酸などがある。






お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

顔の全体にある毛穴は約20万個あるといわれ、その数は生まれたときからほとんど変化しない。働きとしては、保護、うるおい、デトックス、抗菌があり美容と健康には欠かせない。そこで毛穴が開いてしまう根本的な原因を解説する。

【毛穴開きの種類】

《詰まり毛穴》

毛穴の黒ずみが目立ち、触るとザラザラしているのが特徴。

皮脂が必要以上に分泌されていると、余分な皮脂によって毛穴が広がる。それだけではなく、毛穴や皮膚表面にとどまっている汚れや古い角質などが皮脂と混ざり大気中の酸素の影響を受けて、酸化が起こるため黒くみえる。皮脂分泌は男性ホルモン分泌が活発な人に多く、高脂肪食や紫外線も要因するといわれている。角栓つまりは皮膚のターンオーバーが関係している。



《たるみ毛穴》

毛穴が縦長の楕円形状に広がってみえるのが特徴。

真皮内を斜走して毛包に付着している筋肉を「立毛筋」という。立毛筋が収縮すると毛穴が締まり毛が直立する。ヒトでみられる鳥肌は、立毛筋が収縮することによって起こる現象である。平滑筋の一種である立毛筋は交感神経によって支配されており、自分の意志では動かすことはできない。

立毛筋は緊張を保ち、収縮ことによって働きを維持している。つまり、皮膚の存在する立毛筋は毛穴を引き締める働きを担う。加齢とともに立毛筋を構成する平滑筋細胞の働きは衰えて筋肉は弛緩することが知られている。筋力の低下した平滑筋細胞にはα平滑筋アクチン(αSAM)※というたんぱく質が多く発現しており、皮膚と筋肉が軟化することがわかっている。真皮層のコラーゲン線維の変性が起こる一因は、これに関連する。そのためα平滑筋アクチン(αSAM)が蓄積した皮膚は弾力を失い、ハリがなくゴワゴワした質感になる。


※α平滑筋アクチン(αSAM)

αーsmooth muscle actinのこと。細胞の骨格として重要な役割を果たす繊維状のたんぱく質で細胞の機能低下を調べるマーカーとして知られている。筋細胞では、筋肉組織の弛緩およびに収縮に寄与する。


【スキンケアの実際】

⦅詰まり毛穴》

♦アスコルビン酸

ビタミンCのことで、飲料にも酸化防止剤として添加されている。皮膚は紫外線にあたると皮脂量は増加する。それだけではなく毛穴開きにつながることがわかっている。アスコルビン酸は紫外線や活性酸素による皮膚の酸化が原因の皮膚トラブルを予防する。


効果・・・皮脂分泌抑制 抗炎症、抗酸化、美白、抗シワ


選び方・・・分子の構造を少し変えたエステル、誘導体と呼ばれるもの


♦酵素

毛穴に詰まった角栓(皮脂とたんぱく質が混じりあったもの)や汚れを除去する働きがある。酵素入りの洗顔パウダーとしてよく存在している。毛穴の気になる部分にクレンジングオイルをつけてしばらくおくと皮脂はやわらかくなるため、合わせて使うと相乗効果を得ることができる。


効果・・・洗浄、角栓除去


選び方・・・水にふれない形状の容器のもの



《たるみ毛穴》

♦テトラヒドロピペリン

テトラヒドロピペリンは黒コショウの果実から抽出された成分である。元々皮膚コンディショニング剤として多くの化粧品に配合されている。真皮の毛包にある平滑筋の一種である立毛筋のαSAM蓄積量を減少させる働きがある。


主な作用・・・αSAMの蓄積改善、立毛筋の機能促進、毛穴収縮、血行促進、皮膚の弾性改善


選び方・・・リポソーム化したもの




お仕事のご依頼・取材はこちらまで ↓ ↓ ↓

東洋医学には視覚により患者の状況を観察する方法があり、これを望診(ぼうしん)という。その中で顔色や皮膚のツヤをみるのは、東洋医学診断学の重要な一部門を占めている。

顔面の皮膚は体内の複雑な変化があらわれると東洋医学の観点ではいわれている。皮膚の血色がよくツヤがあり潤っている、‟透きとおるような肌”であることは、栄養が充実で精神と肉体が旺盛、内臓の働きが正常で健常人であることを示している。



【皮膚の色見異常】

日本人の正常な顔色は、やや黄色がかった紅潤で光沢がある。ただし個人差があり、ある人はやや白く、ある人はやや黒いがこれらも正常な顔色で簡単には変化しない。 

皮膚の色の変化はいずれも人体の病理的変化を反映するが、それは内臓、血液の状況や感情の傾きによりあらわれる色が違ってくる。それぞれの色調の特徴は一般的に以下のようにとらえられている。



《黄ぐすみ》

皮膚の色が黄変するのは、胃腸の働きの低下が原因である。栄養をとってもそれが皮膚に届かないで素通りするだけでなく、十分に分解されないものが胃腸に停滞して腐敗することもある。むくみやしずく型の毛穴、二重あごを伴うことが多い。


主な原因・・・栄養不足、精神疲労、筋力低下、冷たいもののとり過ぎ、生もののとり過ぎ、甘いもののとり過ぎ、強い薬の長期服用



《黒ぐすみ》

多くは黄ぐすみが変化して生じる。生殖器系もしくは内分泌系の働きが落ちている場合によくみられる。皮膚の弾力性が低下して、潤沢がなく乾燥してくる傾向が強い。


主な原因・・・睡眠不足、過労、精神の不安定、体力低下、冷え、目の使いすぎ、慢性の疾病、老化、皮下脂肪の増加



《茶ぐすみ》

血流が滞っているときの皮膚の色である。シミ、そばかすを残すことが多い。皮膚の下には毛細血管が群がっていて、顔面部は血液の状態を最も観察しやすいところである。皮膚の美しさにとって、血液循環がよいことがひとつの条件になる。


主な原因・・・ストレス、運動不足、イライラや怒りの感情、夜更かし、タバコ、アルコール、甘いもののとり過ぎ、脂っこいもののとり過ぎ、偏食



【筋肉に秘められた美肌作用】

筋肉は皮膚の色見に関与している。体重あたりの体幹と下半身の総筋肉量が多いヒトほど、顔のシミが少ないことがわかっている。さらに体の筋肉量が多いほど、シワ、毛穴の目立ち、色ムラなどが少なく、皮膚に透明感があることが明らかになっている。効果的な筋肉ケアとトレーニングで筋肉へ働きかけて、くすみはコントロールできるといえる。


 

《黄ぐすみに有効な運動》

●週に2回ほどのレジスタンス運動をする。

●スタンディングデスクを使って座っている時間を減らす 。


《黒ぐすみに有効な運動》

●早歩き以上の負荷のかかる有酸素運動を継続する。

●階段を使うなど日常生活の中で身体活動をあえて増やす。


《茶ぐすみに有効な運動》

●長時間同じ姿勢を避け、こまめにストレッチをする。

●ウォーキングやランニングなどのリズム運動をする。

●ヨガや気功など呼吸とともにゆっくり体を伸び縮みさせる運動をする。





お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

コラーゲンはタンパク質の一種であり、炭水化物・脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、人体を構成する重要な成分のひとつである。肉眼的には白色にみえ、煮ると膠(ゼラチン)を生じることから膠原線維と名づけられている。



【コラーゲンの役割】

ヒトの身体をつくっているタンパク質のうち、約30%がコラーゲンとされている。コラーゲンと聞くと私達は顔などの皮膚をいちばんに連想するが、その皮膚の約70%はコラーゲンが占めている。もちろんコラーゲンは皮膚だけでなく身体全体のあらゆる部分に存在しており、骨や血管などに多く含まれている。

例えば、体重53kgの平均的な日本人女性の場合、体内のコラーゲンは約3kg、500mlのペットボトル約6本分にもなる。

高齢者に多い骨粗しょう症は、カルシウム不足だけでなく加齢による体内のコラーゲンの減少も原因の一つとなっている。コラーゲンが骨の内側の柔軟性を保つことで、骨がもろく折れやすくなることを防いでいる。このように身体や臓器の枠組みを保つ役割を持っているコラーゲンは、体内のいろいろなところで重要な役目を果たしている。



【皮膚におけるコラーゲン】

ヒトの体内にあるコラーゲンは、現在までに分かっているところ全部で29種類、Ⅰ型、Ⅱ型…という型で分類されている。

皮膚にある9種類のコラーゲンの中でもⅠ型、Ⅳ型、Ⅶ型の3つのコラーゲンは、肌のハリや弾力を保つために必ず必要なものといわれている。Ⅳ型、Ⅶ型コラーゲンは、基底膜と呼ばれる、表皮と真皮の境に存在する膜の付近に、正しい構造で存在することがハリや弾力のある美しい肌のためにとても大切とされている。

皮膚が老化すると、真皮に存在するⅠ型、Ⅲ型のコラーゲンが減少するとともに変性し、ハリや弾力が低下することが知られている。また基底膜に存在する表皮を健やかな状態に保つ働きをしているⅣ型は、紫外線によって分解される。



【コラーゲンを生み出す力】

日々失われていくコラーゲンをサプリメントや食品などで補っていくことが、これまで進められてきたが、現在はコラーゲンを新たに「生み出す力」にも注目が集まっている。


実はコラーゲンは栄養価としては非常に低く、栄養素として摂取する必要性はない。コラーゲンはタンパク質の一種なので、体内に吸収されると消化管でアミノ酸、ジペプチド、トリペプチドなどに分解され、小腸から吸収されて取り込まれ、血液によって身体のいろいろな部分に運ばれていく。そのため、コラーゲンが多く含まれる食べ物やコラーゲンのサプリメントなどを摂取したからといって、それがそのままコラーゲンとして皮膚に影響を与えるわけではない。

最近の研究では、コラーゲンぺプチドの摂取によって、皮膚のコラーゲン量が増えるというよりは、むしろ皮膚の水分量が増加することが明らかになっている。


しかし既に述べたとおり、身体や臓器の枠組みをつくるタンパク質であるため、コラーゲンが減少すると、皮膚はシワやたるみができやすくなるだけでなく、身体のいろいろな組織がもろくなってしまう。コラーゲンは体の中で生み出すことができるため、自らコラーゲンを「生み出す力」を高めていくことが重要である。



【コラーゲンの産生を促進する食べ物】

皮膚の弾力を保つコラーゲンは真皮の線維芽細胞がつくり出す物質である。線維芽細胞に日々必要な成分(タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル)を送り出すことが大切で、常にバランスの良い食事を心がけることが重要になる。特にコラーゲンと相性の良い成分も意識してとり入れると健康美体質へ導き、美容にもよい。


《コラーゲンと良い相性の成分》

●コエンザイムQ10・・・牛肉、豚肉、レバー、カツオ、イワシ、サバ、ブロッコリー、落花生、大豆など

●オルニチン・・・シジミ、キハダマグロ、ヒラメ、しめじ、チーズなど

●ビタミンC・・・さつまいも、じゃがいも、赤ピーマン、菜の花、ブロッコリー、芽キャベニガウリ、ルッコラ、レモン、柿、キウイフルーツ、いちご、グァバ、海苔など





お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

唇の皮膚は、顔の皮膚とは異なる構造をしている。毛や皮脂線、汗腺が存在しない。そのため、顔の皮膚の場合は皮脂腺からのあぶらと汗腺からの水分が混ざり合って天然のクリーム(皮脂膜)が形成され、乾燥など外部環境から肌を守っているのであるが、唇にはこの皮脂膜が形成されていないため、とても敏感でダメージを受けやすい。



【東洋医学的考察】

口は胃腸の入り口でありひと続きの器官であるため、胃腸の状況がよい場合は、食欲があり味も美味しく感じられる。東洋医学の観点では、胃腸の健康状態があわられる場所は「唇」とされている。胃腸の働きが正常であれば、唇の色は薄紅色でツヤもよい。


唇が荒れる原因は、胃の中に炎症が起こっている状態と考えられる。熱(炎症)は、上の方へとどんどん昇っていく性質があるため、胃の中の熱が口に上蒸してあらわれた症候群である。唇を健康に美しく保つためには、胃の中にこもった熱を取り除くことが必要である。

よくみられる症候としては、唇がひび割れてガサガサになる、口の周りに吹き出物ができる、口の端が切れる(口角炎)などがある。唇の深紅色は多くの場合、胃熱の表現であり、共に口渇、口臭、歯ぐきの腫れ、多食、便秘を伴うことが多い。



《主な原因》

脂っこいものや香辛料の過食、過度な飲酒、強い緊張


《胃の中の熱を冷ます食材》

緑豆、白菜、きゅうり、ニガウリ、茄子、トマト、れんこん、栗、すいか、りんご、梨、オレンジ、バナナ、キウイフルーツ、豆腐、春雨、緑茶、金銀花、蒲公英



【唇のスキンケア】

上唇は皮膚の延長からできていて、下唇は口腔粘膜の延長からできているため生理的にどんな人でも上唇よりも下唇の方が紅色が強くなる。 

 

唇は角質層が薄くバリア機能が低いため、紫外線を浴びると皮膚のようにシミができるというよりかはコラーゲンが壊されて唇のボリュームがなくなって、縦シワが認められるようになる。

また外気に直接に曝されている粘膜であるため、水分を保持する機能は十分に備わっていない。顔面皮膚の中でもいちばんデリケートで乾燥しやすいといえる。これは保護的な意味でも、ふつうの皮膚のスキンケア用クリームのようなものと違い、密封性の高い油脂成分主体のリップバームが求められる。


くすみに対するケアとしては、お風呂上りなどで角層が柔らかくなっているうちにスクラブ剤を唇の輪郭からはみ出るくらいたっぷりとなじませた後、優しくらせんを描くようにマッサージすると余分な角層がはがれ、代謝を促すことができる。週に1回のケアでみずみずしく血色感のある唇をキープすることが可能である。



お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

植物たちが自分たちのからだを守るために抗酸化物質をつくり、それらの物質を私たち人間は健康を守るために利用している。今回はコーヒーに含まれる抗酸化物質が、どのように私たちの健康や美容に貢献しているのかを紹介する。



【コーヒーの皮膚への作用】

抗酸化物質は免疫力を高め自然治癒力を賦活して老化防止や生活習慣病の予防に役立っている。いくつかの抗酸化物質の中でポリフェノールの働きが広く知られている。コーヒー生豆に含まれる代表的なポリフェノールとしては、クロロゲン酸類がある。


クロロゲン酸を主成分とするコーヒーポリフェノールは、黒褐色の色素「メラニン」の生成、あるいは沈着を防ぐことでシミができにくくなり、美白効果をもたらすことがわかっている。

それだけでなく、皮膚の水分保持能を促進するため、角質層水分量の上昇に加え、皮膚表面pHを低下させる。このポリフェノールは顔の皮膚だけでなく、手背、すねやかかとなどの肌荒れを改善する効果が認められている。そのため、コーヒーを飲んでいる人の皮膚年齢は、実年齢よりも若くなる傾向が知られている。


また、クロロゲン酸を含むコーヒーポリフェノールには皮膚表面形状改善、及び血流調節機能へ有効であることが解明された。

血管は全身の細胞が健やかに保たれるよう、栄養や酸素を血流にのせて運ぶという重要な役割を担っている。皮膚のすぐ下にも血管があり、血液は必要な時に必要な場所へ送られるように常に調節がなされている。健康肌と血流の調節は密接な関係があり、血流調節の働きが低下した皮膚では水分蒸散量の増加と明瞭な鱗屑※がみられる。乾燥肌の人でクロロゲン酸類を8週間継続摂取した結果、血流調節機能が改善され柔らかく滑らかな皮膚を生み出す効果がみられた。


※麟屑(リンセツ)・・・角層が皮膚面に異常に蓄積し、正常より厚くなって生じた鱗状の白色片をいう。



【コーヒーの適切な飲み方】

●1日コーヒーカップ2~3杯の量を飲む。

●カフェインレスでも効果は期待できる。

●妊娠中は流産のリスクが高まるので注意する。



【コーヒーのその他の効果】

●食後高血糖を抑制する。

●内臓脂肪を含む体脂肪を低減させる。

●肝臓において脂質の消費を亢進、及び合成を抑制する。

●降圧効果を抑制する。

●寿命を長くする。



お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

ヒトの体は体重の約60%が体液でできている。細胞内液は約40%、細胞外液は約20%といわれており、むくみは細胞外液の水分量(間質液)が過剰に増えてしまうことであり、浮腫という。余分な水分が滞りむくみがあると血管を圧迫して血液が皮膚に行きとどかなくなるため、皮膚は乾性に傾く。



【体の水分代謝バランス】

「水」の出入りのバランスが崩れることが一因でむくみは起こるといわれている。

内臓が正常に働いていて代謝がよく、汗や尿などで十分に体内の水分を排泄できていればむくむことはない。しかし、排泄した水分量以上に水分をとり過ぎてしまうと過剰な水分が内臓の働きを妨げてむくみを形成する。


〈体外に出る水分量>

肺から400cc、皮膚(汗)から600cc、尿1000cc、便100cc (計2100~2600cc)


〈体内に入る水分量〉

飲む水分1000~1500cc、食べもの中の水分800cc、体内でつくられる水300cc (計2100~2600cc)



【むくみのタイプ】

むくみは体内に水分が溜まり皮膚が腫れぼったくなる状態だけではない。その所在部位によって複雑かつ幅広い症状をもたらすことが知られている。

頭に水分が溜まればめまい、鼻に溜まれば鼻水、肺に溜まれば痰、胃に溜まれば吐き気、皮膚に溜まれば湿疹、血管に溜まれば高血圧、四肢に溜まればしびれなどの症状があらわれて疾患を引き起こす要因となる。


欧米は大陸で乾燥した環境であるのに対して、海に囲まれていた島国で梅雨がある日本は、湿度が高く体がむくみやすい環境である。特に日本人の女性に多い、色白で筋肉量が少なく下半身太りの体質の人は、体に「水」が多く、停滞しやすいといわれている。

日本人に多いむくみのタイプは以下の3つになる。


①胃腸が弱っているタイプ

♦主な原因・・・飲食の不摂生、なまもののとり過ぎ、冷たいもののとり過ぎ、睡眠不足

♦主な症状・・・腹部冷痛、ぽっこり下腹、軟便・下痢、顔がむくむ、疲れやすい


②腎臓が弱っているタイプ

♦主な原因・・・水分のとり過ぎ、塩分のとり過ぎ、加工食品のとり過ぎ、薬のとり過ぎ、夜間に目や神経の使い過ぎ

♦主な症状・・・皮膚が暗黒色、下半身がむくむ、足腰のだるさ、足腰の冷え、頻尿


③血行不良タイプ

♦主な原因・・・ストレス、運動不足、刺激物のとり過ぎ(油っぽいもの、甘いもの、味の濃いもの、酒)、タバコ

♦主な症状・・・イライラしやすい、落ち込みやすい、シミ・あざができやすい、冷え性、肩こり、月経痛

【正しい水分のとり方】

●水分は一度に多量に飲まず少量ずつ飲む。

●少量を噛むように唾液を混ぜながら口の中で転がして飲む。

●できるだけ温かいものを飲む。

●食事中の水分を控える。

●のどが渇いていないときは飲まない。




お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓

長時間のマスク着用による肌荒れに悩まされている人も増加中である。つけていると肌を守ってくれそうなイメージがあるマスクであるが、実は肌荒れの原因になることもある。マスクが皮膚に与える影響と肌荒れを引き起こすメカニズムを解説する。

【温度変化による肌荒れ】

マスクをつけると皮膚温が高くなる。皮膚の表面温度は普通30℃ほどであるが、マスクで覆われている皮膚は34℃まで上昇する。皮膚温が上がると、どんな肌質の人でも皮脂分泌が促されて皮脂量が2倍になることが研究で明らかになっている。

過剰な皮脂は、皮脂をエサとするアクネ菌の活性化を促し、局所的な炎症を起こすことでニキビの元となるコメドの形成、さらには赤ニキビ(炎症ニキビ)につながる。


ベタつきが気になる場合は薬用白粉、皮脂吸着系の下地をプラスことで高いスキンケア効果で皮膚を守りながら、ニキビ予防効果も得られる。



【湿度変化による肌荒れ】

誰もがマスクをしているときには、自分の呼気や汗で皮膚は十分に水を吸った状態であり、一時的にはしなやかで柔らかく滑らかである。

しかしマスクを取った直後は、皮膚表面の水分は空気中へ一気に蒸散して、そのときに正常なバリア機能の形成と保湿機能を主る角質層の中の細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)も一緒に流出してしまう。すなわち、マスクの着脱でバリア機能と保湿力は乱される。


健康人では適度の保湿があるが、乾燥肌ではその病的な保湿力の低下の程度に従って、カブレや湿疹が起こると考えられる。

当然それが起こる前にこそスキンケアを行うべきである。かゆい乾皮症には、密封性の軟膏剤は速やかな止痒作用を発揮する。



【摩擦刺激による肌荒れ】

マスクを付けたり外したりすることで肌に摩擦が起き、刺激によって角質が剥がれやすくなる。角質が剥がれ落ちることが原因で、肌本来のバリア機能と保湿力が大きく低下し、外からの悪影響を受けやすい状態になってしまう。


マスクの摩擦は肝斑を悪化させる一因であることがわかっている。

日々マスクが皮膚を擦ることにより、摩擦熱が起こる。バリア機能が低下した皮膚に摩擦刺激を与えることで炎症が起こり、肝斑が悪化することが確認されている。

炎症が起きた皮膚には、肌荒れ防止、美白効果を持ち医薬部外品※の成分として承認されたトラネキサム酸が有効である。


※医薬部外品・・・法律では、化粧品は製品全体で保湿などの効果が期待されるものであり、特定の成分が何かの効能を発揮するものではないとされている。一方で医薬部外品は、肌荒れ、殺菌など「特定の硬化を発揮する成分」が配合されているという点が化粧品とは大きく異なる。



【マスク汚染による肌荒れ】

マスクは咳やくしゃみなどの飛沫からウイルスが拡散することをを防いだり、手に付着したウイルスが手を介して口や鼻に直接触れることを防いだりするために有効である。


使い捨てマスクは、ウイルスをキャッチする機能が低下するため、再利用はすすめられていない。布マスクを着用した場合は、マスクに付着したウイルスを除去するため、しっかり洗浄する必要がある。洗浄力が弱いとマスクに残った皮脂が原因で肌荒れが起こる。また、すすぎがしっかりされていないと界面活性剤が皮膚に付着して刺激に繋がる。




お仕事・取材のご依頼はこちらまで ↓ ↓ ↓